今回はKLXのイグニッションスイッチの交換を行います。


現状ですが、17年落ちの車両ということもありキーシリンダーにクセが付いてしまってます。
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通常は普通に鍵を回すだけでON/OFF出来るんですが、鍵を上(矢印①)に押しながら回す(矢印②)という手順じゃないと鍵が回りません

キーシリンダーもニュルっと回る感じでそろそろ寿命のようです

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で、買いました。品番:27045-5250

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イグニッションスイッチ、ヘルメットフック、ガソリンタンクキャップのキーシリンダーのセットです。

ヘルメットロックに関しては、自作キャリアの影響でオミットしているので使いません。


取り付けるにはまずヘッドライトを外します。
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私の場合、フロントキャリアを付けているのでまずこれを外します。

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赤矢印のボルトを外します。青矢印はヘッドライトの光軸(上下)調整用なので今回は関係ありません。

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ヘッドライトを上に軽く引っ張り上げるように外します。

赤丸の爪が、青丸のグロメットに嵌っているだけなので簡単に取れます。

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配線がごちゃごちゃしていますが、ヘッドライトのカプラーとウインカーの端子を抜けばヘッドライト一式が外せます。

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赤矢印の黒い物がイグニッションスイッチです。

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配線を固縛しているインシュロック(赤丸)を外します。このインシュロックは再使用可能なリピートタイです。

イグニッションスイッチのカプラー(赤矢印)も外します。

余談ですが、ヘッドライトを外したこの状態でメーターの各電球交換もできます。
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がハイビーム、がウインカー、がニュートラル、が液晶の電球です。

このソケットを引き抜くと電球が交換できます。

本題に戻りまして・・・
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赤丸の位置にイグニッションスイッチ取り付けボルトがいるんですが、これを外すのがちょっと厄介。

というのもイグニッションスイッチのボルトは盗難防止のため特殊なボルトを使用しています。
トルクス2
トルクスボルトというもので、一定まで締めこむと頭の星型の部分が取れます。

一度頭が取れたボルトを外す場合は、ドリル等でボルトに穴を明けボルトエキストラクターでボルトを抜く必要があります。

という作業があるので非常にめんどいです。

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で、なんやかんやで取り外しました。

新しいイグニッションスイッチを取り付けます。
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元通り復旧していきます。

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ルーティングを間違えると線に負荷が掛かってしまう恐れがあるので注意。

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ヘッドライトを取り付ける際は配線を挟みこまないように注意するのと、赤丸の爪と青丸のグロメットがしっかり嵌っているか確認の上取り付けます。

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完全にもとに戻せたら通電確認を行い完成です

普通に鍵を回すだけでON/OFFできるようになったのは当たり前の光景ですが嬉しいですね♪

次はガソリンタンクのキーシリンダー交換ですが、これは次の記事で書きます。

ではノシ